函館のマリオです。

ここに一冊の古い本があります。

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函館ペリカンハウス著、函館食べたい読本。

29年前に「札幌青春街図」で有名な亜璃西社から
販売された古い食のガイド本です。


前にどこかのサイトで読みました。

30年前のグルメ本を持っていて、それに載ってる
お店が現存して
るなら。

そのお店は食べるまでも無く、名店。

ということで。

「追跡、函館食べたい読本シリーズ」第23回は、
若松町の「宝来パン」さんを目指します。

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本文の一部。

店主さんの「これだけ物が豊かになった世の中で、
パンはほんの一部の食べ物。権威的なものでもない
ので、おいしいとかおいしくないとか論争するのは
無意味。物資不足になって日本人が求める究極は、
〝お茶漬け〟〝たくわん〟にある」の言葉。

長いし、特に響く内容をおっしゃってはいませんが。

函館食べたい読本ってほんと。

職業倫理についても「深く」考えさせてくれる。

だから惹きつけられます。

そして2019年8月某日、「宝来パン」さんは。

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その歴史に幕を下ろしてました。

一抹の寂しさを胸に。

次の掲載店へ。


宝来パン
函館市末広町7番15号
0138-23-XXXX


蛇足ですが...閉店して10年近く経つそうですが近くの
ラッキーピエロの早番スタッフさんは、営業してると
思ってるので注意。