函館のマリオです。

ここに一冊の古い本があります。

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函館ペリカンハウス著、函館食べたい読本。

29年前に「札幌青春街図」で有名な、亜璃西社から
販売された古い食のガイド本です。


前にどこかのサイトで読みました。

30年前のグルメ本を持っていて、それに載ってる
お店が現存して
るなら。

その店は食べるまでも無く、名店。

ということで。

「追跡、函館食べたい読本シリーズ」第18回は、
若松町の「野武士」さんを目指します。

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本文の一部。

「ウラサビレの美学」。

言葉の意味は分かりませんが、明らかに
他のお店の紹介とは熱量が違う。

調べてみたら、「ママちゃん」の人柄店
だったみたい。

函館食べたい読本ってほんと。

ここ一番の、お店の扱いが巧み。

だから惹きつけられる。

そして2019年8月某日、「野武士」さんは
当時より少し場所を移してましたが。

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その歴史に幕を下ろしてました。


一抹の寂しさを胸に。

次の掲載店へ。


野武士
函館市万代町4番13号
0138-41-XXXX


蛇足ですが...29年前の当時、ここに市電が
走ってたなんて。

確かに車道の広さは、ちょい不自然。