函館のマリオです。

ここに一冊の古い本があります。

正確には2冊ですが。

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函館ペリカンハウス著、函館食べたい読本。

29年前に販売された古い食のガイド本です。

前にどこかのニュースサイトで読んだのですが。

30年前のグルメ本に載ってるお店が現存してるなら。

そのお店は食べるまでも無く、名店。

ということで。

「追跡、函館食べたい読本シリーズ」第7回は、
若松町の「カネマルイチ巴屋支店」さんを目指します。

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本文の一部。

出だしから、「酒を飲んだ後、そばで決めたい夜がある」。

隠語とも受け取れそうなスリリングな一文が。

たまらなく好きだ。

ちなみに巴屋さんは亀田本町店に2度伺ったことがあります。


初来店はカレー南そば。


2度目の来店ではラーメンを食べてますな。

本店がどこなのかちょっと調べられませんでしたが。

支店さんが「どこの支店」なのかも確認できない。

函館食べたい読本ってほんと。

もっと知りたくなる、
気持ちのこもった熱い
文章で満ち満ちてます。


そして2019年7月某日、「カネマルイチ巴屋支店」さんは。

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その歴史に幕を下ろしてました。

建物があった更地から、沢山の草が力強く
真っ直ぐに生えてた。

一抹の寂しさを胸に。

次の掲載店へ。


カネマルイチ巴屋支店
函館市松風町18番10号
0138-22-XXXX


蛇足ですが...店主さんのポリシーは、
ツユこそが蕎麦屋の...。